コンビニ大手3社の競争激化と新たな戦略

今年2月に発表された
コンビニ大手3社の経営成績では
セブンイレブンに圧倒的な差で
軍配があがりました。

次いでファミリーマート、
3番目がローソンという
結果になっています。

日本のコンビニ数は約57000店舗。

マーケットは飽和状態と言われて久しいですが、
3社それぞれ独自の戦略で
差別化を図っています。

○セブンイレブン
昨年10周年を迎えた
PB(プライベートブランド)
「セブンプレミアム」の売上拡大、

生鮮をメインに扱う
「セブンプレミアム フレッシュ」の展開、

既存商品のリニューアルなどで
品質向上を図っています。

昨年スタートさせた
シェアサイクル事業のような他業種コラボや

積極的な海外展開による
店舗網拡大も注目されています。

○ファミリーマート
新たにフィットネス事業に参入し、
ジム併設店舗もオープンしています。

1階がコンビニ、
2階がフィットネスジム、
という形態で

コンビニにはジム用品や健康食品など、
ジムの利用客のニーズに応えた品揃えで
来店客増加、収益アップを狙っているようです。

ジム併設店の目標は、今後5年で300店舗。
昨今の健康ブーム・ニーズに
どこまで応えられるのか注目です。

○ローソン
「健康」をテーマに、
高齢者や女性をターゲットにした
戦略を打ち出しています。

「ナチュラルローソン」:
オーガニック食品など
健康に配慮した品揃えが豊富。

「ホスピタルローソン」:
病院内に展開するコンビニで、
院内コンビニのシェアはトップ。
医療衛生用品、歯ブラシ・下着など
日用雑貨も取り揃えている。

このように、三社三様に戦略も異なっていて、
それぞれに特徴がみられます。

少子高齢化がますます加速する中
宅配サービス、日用品の取り扱い増加など
生活を支援する取り組みも増えています。

飽和状態と言われるコンビニ。

事業展開のスピード感を強みに
多角化するニーズに対応する戦略で、
今後どんな差別化が進んでいくのか
動向が気になるところです。