2週間で1300万人が加入する保険とは?

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中国のアリババグループが提供する
会員向け重大疾病保障制度が
10月のリリースからわずか2週間で
加入者が1300万人を突破し、
大躍進を遂げているそうです。

https://media.moneyforward.com/articles/2308

この制度は、アリババグループの会員向けの
ネット完結型の医療保障サービスです。
保険と圧倒的な違いは「掛金が後払い」
という点。

具体的には、
●加入者が給付対象の重大疾病に罹患し
診断が下されると、保険会社が内容を審査。

●事案を加入者に公表して
加入者の方から異議がなければ
保障コスト(保険料に相当)をアリペイで支払い、
罹患した加入者に給付金が支払われる。

という仕組みです。

一人当たりの保障コストは
(給付金額+管理費10%)÷加入者
の計算式で算出されます。

保障コストは年間100~200元で、
日本円に換算すると年払いで1,600円~3,300円程度。

後払い制度であることや、
性別・年齢に関わらず一定金額であること
モラルリスクの排除など様々な懸念はありますが、

「信用スコア」という、アリババグループの
様々なサービスの利用履歴を
AI分析にかけて数値化した基準により
加入可否が決まるため、
ある程度のリスクは軽減できるのだとか。

高額な治療費が必要とされる
中国の医療保険制度を背景に、
★後払い方式の「相互救済制度」
★フィンテックを活用した総合監視システム
を掛け合わせて実現した本サービス。

6億人という圧倒的なアリババユーザーに向けた
サービス展開は、今後も気になるところです。

日本と中国では法律や制度、
風土や国民をとりまく環境が大きく異なりますが、

サービスの支払額の透明性が利用者に大きく訴求し、
ヒットしたフィンテックの事案は参考になるところもあり、
今後の展開も注目していきたいですね。